【夜レポート】ブランズタワー御堂筋本町周辺を夜に行ってみた【2016.04】

【夜レポート】ブランズタワー御堂筋本町周辺を夜に行ってみた【2016.04】

この記事では、史上初の地下鉄「本町駅」へ直結している立地のマンション「ブランズタワー御堂筋本町」の平日の夜ごろの現地周辺の様子をレポートします。

「ブランズタワー御堂筋本町」はそのマンションの名前にもある通り、地下鉄「本町駅」のすぐそばの立地となっています。

そして、この「本町駅」は「御堂筋線」「中央線」「四つ橋線」の3線に連結する利便性の高い駅ということもあり、周辺は大阪を代表する「オフィス街」となっているのです。

そのようなオフィス街となると、街の雰囲気は平日・日中でも大きく変わりますし、時間帯によっても大きく変わります。

そこで、今回は「ブランズタワー御堂筋本町」の周辺の平日の夜(20時〜21時ごろ)の様子をレポートしました。

 

現地周辺

それでは、まず、早速現地周辺の夜の様子をご覧ください。

ブランズタワー御堂筋本町の夜の様子

ブランズタワー御堂筋本町の夜の様子

ブランズタワー御堂筋本町の夜の様子

ブランズタワー御堂筋本町の夜の様子

ブランズタワー御堂筋本町の夜の様子

ブランズタワー御堂筋本町の夜の様子

ブランズタワー御堂筋本町の夜の様子

ブランズタワー御堂筋本町の夜の様子

ブランズタワー御堂筋本町の夜の様子

ブランズタワー御堂筋本町の夜の様子

このように、周辺はオフィス街であり居酒屋も多いため、夜でも常に人通りはある位置となっています。

居酒屋はマンションの目の前などにも多くあり、隣接しているところもあるのが気になります。

今回、レポートをした際には居酒屋が数件あるとはいえ「飲屋街」「繁華街」のような賑やかな雰囲気ではありませんでした。

これは想定ではありますが、この周辺の居酒屋を利用している人はほとんどが、サラリーマンなどのこの近辺で働いているような人が多数のため、あまり度が過ぎた騒ぎなどを起こさないのではないかと想定されます。

まt、写真からもわかりますが、この当たりの居酒屋を出入りしている人も非常に多いわけではなく、常時数人が道を歩いている程度となっています。

印象としては、住宅街として考えると夜の人通りは非常に多いと考えられますが、繁華街としては人通りもそこまで多くはなく、そのちょうど、中間位と言えるのではないでしょうか。

 

〜参考〜 夜間人口と昼間人口

また、参考情報として、以下に大阪の各区の夜間人口と昼間人口の比較となります。

大阪市中央区夜間人口

大阪市中央区夜間人口(引用:大阪市ホームページ

この画像では大阪市の一部の区を引用しており、リンク先には全ての区の情報がありますが「ブランズタワー御堂筋本町」のある中央区は大阪で最も夜間人口と昼間人口との差が顕著な区となっています。

つまり、中央区に住んでいる人と中央区で働いている人や学校に行っている人とを比較すると最も、その差が激しい街と言えるのです。

 

〜参考〜 大阪市中央区の犯罪率の高さについて

ここで参考として、大阪府内の犯罪率と上記で記した夜間人口と昼間人口の比較について補足をします。

まずは、大阪府内の犯罪率(人口百人当たりの犯罪件数)の数値を見てみましょう。

大阪府犯罪率(引用:スマイティ)

大阪府犯罪率(引用:スマイティ

この数値を見ると圧倒的にこのマンションのある「大阪市中央区」がワースト1。しかも2位の北区と比べても倍近い数値となっていることがわかります。

しかし、この犯罪率は夜間人口(つまり住んでいる人)の人口をもとに計算をしているのです。

これを大阪市中央区の昼間人口(働いている人・学生)の人口をもとに計算を再度してみると「1.81%」と大きく数値が減少します。

ちなみに、上記で記載されている上位5区を昼間人口で計算してみた順位は以下の通りとなります。(全て小数点3位を切り捨て)

犯罪率順位 市区町村名 犯罪率(昼間人口)
1位 大阪市中央区 1.81%
2位 大阪市北区 1.95%
3位 大阪市浪速区 3.59%
4位 大阪市天王寺区 2.04%
5位 大阪市西成区 3.05%

なんと、驚くべき結果となってしまいました。

夜間人口で犯罪率を計算すると大阪府内でワースト1であった大阪市中央区が昼間人口の犯罪率を計算すると一番低い数値となってしまいました。(夜間人口の犯罪率トップ5区のみ)

 

実際にそこに住んでいる人が犯罪を犯したのか、別のところに住んでいる人がその区へ来て犯罪を犯したのかはデータがありませんので、どちらの計算が正しいのかは判断できません。

しかし、大阪市中央区のように都会だが人がほとんど住んでいない場所があるため、”夜間人口だけの犯罪率で「治安が悪い」「犯罪が多い」と判断するのは間違いです。”

今回の解説のように、夜間人口における犯罪率と昼間人口における犯罪率の両方のデータをもとに分析してみるのが、正しい実態を理解できるといえるでしょう。

そして、どちらの数値で犯罪率を出しても欠点があるため、その欠点を踏まえてその土地の治安を総合的に鑑みましょう。

注:この記事のように昼間人口で犯罪率を計算した場合、「普通の学生」や「サラリーマン」は犯罪に巻き込まれる可能性が少ないため、学生やサラリーマンが多い場所は犯罪率が逆に低く算出される可能性があります。

一方で田舎の場合、昼間にはほとんどの人が都会へ働きに出ているため、犯罪率が高く算出されてしまう欠点があります。